農園紹介

紅果園

紅果園のある「江刺りんご」のふるさと奥州市江刺は岩手県の中南部に位置し、昼夜の寒暖の差が大きい気候を活かして、米やりんご、野菜や和牛の生産が行われています。
 この地で生まれ育った先代が昭和34年就農。翌年の昭和35年、10本の「ふじ」の苗木を購入したことがきっかけとなり、りんご専業経営に踏み切りました。  その後、全国に先駆けてわい化栽培の導入や、江刺を代表する品種の「ジョナゴールド」、蜜入り「サンふじ」や貯蔵出来る「シナノゴールド」の栽培など、常に新しい品種や栽培技術を積極的に取り入れて、りんご栽培を続けてきました。
 また、平成10年からは地域のりんご生産活性化のため、オリジナル品種の育成に取り組んでおり、現在までにおよそ2万本の実生を保有し「ロマンシリーズ」として続々と有望系統を選抜中です。
 「美味しいりんごで、幸せを届ける」を目標に、紅果園では日々りんご栽培を続けています。

園主挨拶

 紅果園の園主をしています高野豪(たかのつよし)です。24歳で紅果園に就農し、りんご栽培に取り組んできました。先代の卓郎(たかお)より園地を引き継ぎましたが、近年の温暖化や異常気象もあり、年々りんご栽培が難しくなっていることを実感しています。しかし、天候は変えることは出来ないので、対応できる栽培方法や、品種を取り入れながら、皆さんに喜んでもらえようなりんごを作り続けられるよう頑張っていきたいと思っています。
 特にも先代から引き継いだ「ロマンシリーズ」の生産を通して、「江刺りんご」の発展に少しでも貢献することが、自分の使命だと思って取り組んでいます。
 皆様どうぞよろしくお願いいたします。

こだわり

土づくりへのこだわり

 おいしいりんごは、健やかな土から。
紅果園では、土壌改良を何より大切にしています。
 良質な堆肥と有機質肥料をたっぷりと使い、化学肥料には頼らず、土本来の力を引き出す栽培を行っています。
 その結果、口あたりがなめらかで、味わい深くまろやかなりんごが育ちます。

わい化栽培への取り組み

 紅果園では、全国に先駆けて「わい化栽培」を導入しました。
 木をコンパクトに育てるこの方法により、りんご一つひとつにしっかりと陽が当たり、色づきや味わいがいっそう良くなります。
 また、近年では新しいわい化栽培の「ジョイント栽培」にも取り組んでいます。
 「ジョイント栽培」は、隣り合った樹同士を接ぎ木(ジョイント)することにより、より天候に強く味のばらつきが少ない栽培方法です。

おいしさを保つ貯蔵管理

 一年を通してりんごを楽しんでいただけるよう、品種ごとに最適な貯蔵方法を工夫しています。
 温度管理を徹底した大型冷蔵庫で保存し、また新しい貯蔵技術の「スマートフレッシュTM」と併用することで、翌年の6月まで販売可能な品種もあります。
旬の味わいを、できるだけ長くお届けできるよう努めています。

オリジナル品種の育成

 地域のりんごづくりをもっと元気にしたい——
そんな思いから、紅果園では平成10年よりオリジナル品種の育成に取り組んでいます。
 これまでに約2万本の実生を育て、その中から「ロマンシリーズ」として将来有望な系統を選抜中です。

品種紹介へ

地域に貢献できるりんごづくり

 紅果園ではロマンシリーズを中心に、りんごの苗木生産を行い地元江刺をメインとして普及しています。その為、改植や植え替えなどを迅速に行うことができます。
 また、毎年地元小学校の体験学習を受け入れ、りんごづくりの作業を一年間経験してもらっています。この体験を通して、自然との共生や、1個のりんごを作るのにどれだけの手間がかかるかを実感していきながら、地域農業について少しでも知ってもらいたいと思っています。

果汁100% りんごジュース

 紅果園自慢の 果汁100%りんごジュース。品種それぞれの味わいがあります。
ギフトやご家庭用に便利な 2本入り・3本入り・6本入り をご用意。お好みの品種を組み合わせていただくことも可能です。
ラインナップ
・紅ロマン
・江刺ロマン
・藤原ロマン
・シナノゴールド
・ふじ
・赤肉品種ミックス(酸味が強めです)